RETURN TO EARTH

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花の現場では毎日花束やアレンジメントが制作されています。

その過程で必ず必要な長さに切られるのが茎で、切られた茎は廃棄されています。

でも、植物の茎です。何か新たな命を吹き込むことができるのではないか?

​その問いからSTEMNプロジェクトは始まりました。

きっかけ

そんな問いを抱えていた2020年8月のとある日。

SDGsが生み出す未来のビジネス」という書籍に出会い

​その中で紹介されていたのが、のちにSTEMNプロジェクトでタッグを組む

株式会社山櫻様の取り組みでした。

バナナペーパー」という、アフリカのザンビアで生産された

オーガニックバナナの茎の繊維に、古紙または森林認証パルプを加えて作られる

エシカルな紙の取り組みです。

このプロジェクトに感銘を受け、それと同時に

「これだ!」と直感的に感じ、山櫻様の扉を叩きました。

合意

JOURO青木のプレゼンを真摯に聞いて

くださった山櫻のご担当者のみなさま。

STEMNプロジェクトに可能性を見出して

くださり、「ではやってみましょう」と

合意に至りプロジェクトが動き始めました。

試作

​花業界仲間から廃棄される茎のサンプルを

集め、それを活用して試作品を作りました。プラスチック鉢の廃棄問題にも同時にリーチできないかと考え、「器」から検討開始。

古紙との配合率、商品カラー、サイズなど

試作を重ねて少しずつSTEMNがカタチに

なっていきました。

試験販売

実際ニーズがあるのか確認するために

クラウドファンディングを実施しました。

目標額には至らなかったものの、大きな反響を得ることができ、このプロジェクトに

確信を持つことができました。

新たな地球資源を一切使わない

循環型のポットと廃棄される茎の活用を両立するためにパルプモールドの手法を選びました。

パルプモールドは、卵のパックや製品の緩衝材などによく使用される紙材です。

古紙と水の原料を圧縮・乾燥するだけで強い強度を持ちながらも

軽く・優しい風合いの器が出来ます。

ここに、集積した茎を乾燥・粉砕し混入することで循環型製品が誕生します。

また、アレンジメントの器としての役割が終わったら園芸用のポットとして二次利用が可能です。

自宅の土にそのままポットごと植えて頂いて構いません。

地中にいる微生物が分解し半年から1年程で地球へ還すことが出来ます。

地中へ還す際は一度全体を水に浸してふやけた状態にするとより生分解が早くなります。

 

こうした特徴があるSTEMN。

【新たな地球資源を一切使用しない】ことで、脱プラにも繋がります。

また、今まで出していたゴミ(廃棄していた茎)を減らしていく効果も期待できますので、

地球に優しい器です。

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商品DATA

STEMNの詳細は以下の通りです。

原料:新聞古紙、茎粉

重量:約50g

内径:105mm

高さ:95mm​

オープン価格

​最小ロット50個

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廃棄される器の問題

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主にギフトとしてアレンジメントのお花をいただく。
しかし、お花が枯れてしまった後に残される器は使い道に困り、倉庫の奥に眠っていたり、ゴミとして破棄されることが非常に多いのが現状です。

園芸用で使用されるプラスチックの鉢も山積みになっている光景をよく見かけます。

STEMNはそうしたゴミ問題の軽減も視野に入れた商品です。
不要になったら土に埋めればやがて地球に還るので、ゴミを排出しません。

未来予想図

STEMNプロジェクトは、第1弾として器の提供を開始したに過ぎません。

まだまだ廃棄されている茎は大量に存在しています。

つまりそれだけ大量の資源が眠っている状態です。

​この資源を活用してその先の展開も視野に入れてプロジェクトを推進しています。

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